【7】外交力を理解する

自分が人に対してどんなアプローチをしているのかは意識してみないと分からないものです。 

 人からどう思われるコミュニケーションをしているのか、何を重要な価値としているのか、それにより得ているものもあれば、失っているものもあります。 

 外交力を正しくとらえることで、自分の外交パターンを変えようと思うきっかけになればいいと思います。


 ◉パターン1

 相手が誰でもいい人でいたい外交 

 他人からいい人だと思われるために、自分の気持ちや考え、本音をすべて犠牲にするタイプです。

他人からのどのような攻撃も耐え忍び、不平不満も悪口も言わないことが美徳と考えます。

そして、いずれ有力者(あるいは神)が自分にご褒美をくれると信じています。 

 このタイプは案外、他人を安易に認めない傾向があります。

自分が最も立派な人間で、他人に対して見下していたり、不信感があるため、自分を掃き溜めの鶴のように感じています。

他人の気持ちに共感する風を見せても、どこか上から目線です。 

また、他人から批判されることを恐れていたり、完璧主義に陥りやすい傾向があり、他人からの指摘に対して強い復讐心や反発心を持っていることもあります。

 このタイプが本当の自分に一歩近づくには、批判されたり、不完全であっても、やりたいことをやってみるという行動を意識的に行うと、変化が起こりやすいでしょう。


 ◉パターン2 

どんな時でも私は正しい外交 

 このタイプは物事をジャッジする力が強く、攻撃的で、正しいのかそうでないのかを区別する力が強いタイプです。

他人の話に説得されることは少なく、他人の話を自分の都合の良い解釈で捉える傾向があり、意見が合わない時は相手や環境が間違っていると考えます。 

 このタイプは、正しいと思えることしか受け入れない傾向が強く、正しい世界観の中で物事が完結するのを好みます。

人の好き嫌いが激しく見えたり、他人を強く否定していたり、ズルや不正に強く反応します。

また、新しい世界や未知の体験に強い警戒心を示す場合もあり、慎重な態度を示します。自分が間違ったことをしないかを恐れているのです。

 このタイプが本当の自分に一歩近づくには、世界観を広げ続けるとよいでしょう。

置かれた環境や育ってきた背景から、人間は多様な考えや行動パターンを身につけるものだと受け入れられると、自分の世界観から出やすくなります。 


 ◉パターン3 

どっちが上か?マウンティング外交

 このタイプは、相手と自分の間に上下関係があると信じる傾向が強く、自分が上だと思っている時と下だと思っている時とで態度が変わります。

上だと思っていると、自分の思い通りに相手を動かそうとしたり、何にでも口出しをしてきたり、自分が優れていると言う褒め言葉を言うように要求します。

一方、自分が下だと思っている時は、急に態度が小さくなり、自分には何もできないし、何もわからないいう依存的な態度をとることもあります。 

 このタイプは、常に自分をダメ出ししていたり、自分の本来の良さより自分の作ったイメージを自分だと思って欲しいという欲求があり、強い劣等感を持っています。

その劣等感をカバーするために、偽物の自分を出そうとします。演技力を磨くタイプの人もいます。 

このタイプが本当の自分に一歩近づくには、自分のありのままのよさを発見し、認めることです。そのために、自然の多い場所で過ごしたり、リラックスできる環境に配慮すると良いでしょう。


 ◉パターン4

 私なんてどうせネガティブ外交 

 このタイプは、自己肯定感が異常に低く、周囲の人は誰もが輝いていて、羨ましいと感じます。

何を会話しても、他人から自慢されているように感じたり、相手の欲求に応えたくないと思ったり、強くなりすぎると妬みや恨みに発展します。 

 自分の意見や考えを否定されたり、認めてもらえなかった傾向があり、自己表現力にも未熟さがあります。自分の思っていることをストレートに表現できないため、湾曲な表現を使い、周囲から分かりにくい人、理解されにくいと思いがちです。 

 このタイプが本当の自分に一歩近づくには、いまの自分とは違う表現力を身につけることです。表現力が磨かれることで、自分の言いたいことが伝わりやすくなり、自分のイメージも変化しやすくなります。


 ◉パターン5 

私がスターですキラキラ外交 

 このタイプは、自分のことにしか関心がありません。

そのため、話の展開を無視する発言をしたり、物事をオーバーに表現したり、自分の意見を話しているうちに他人の話を自分の話にしてしまいます。

よく一緒にいる相手にも関心がなく、どういう人なのか知らないこともあります。

 自分が一番注目されていない、大切にされていないこと、無関心な扱いをされることに強い恐れがあります。表現していなくても、強烈な寂しさや孤独感をもっている場合もあり、注目を集めることで愛情不足を埋めようとする人も多いです。 

 このタイプが本当の自分に一歩近づくには、寂しさや孤独感を表現できる活動がよいでしょう。絵や詩を書く、造形するなど、特に芸術的な活動は間接的に多様な表現ができるのでお勧めです。


 ◉パターン6 

あなたは異星人?無関係外交 

 このタイプは、自分と相手の間に不理解の分厚い壁があり、なんの共通点も見出せず、見出すとっかかりも掴めないように感じています。自分と相手の価値観が違いすぎて、接点を見出せないことも多いため、自分が楽な相手としか付き合わない傾向があります。 

 人間に対する根源的な恐れや、自分が生きることへ強い不安を持っていることが多く、相手に対する配慮や知的好奇心を抱く余裕がありません。人間は怖いものだという思いもあるので、長い期間をかけて少し接点を作るくらいのスピード感で人と接します。 

 このタイプが本当の自分に一歩近づくには、自分の周囲に信頼できるものを増やしていくことです。人間だけでなく、動物、植物、音楽など、自分が信頼できるものを少しずつ増やしていくことで、安心感を得やすくなります。


 ◉パターン7 

行き先は神のみぞ知るゆらゆら外交 

 このタイプは、いつも他人のことを観察し、自分に有利な方向につこうと考えます。自分の意見や発想を持つことはなく、他人のアイデアに乗っかることを考えていて、物事は基本的に神頼みであり、博打的です。

幸運であることが最も自分を肯定できる要素であり、諦めることも早いです。 このタイプは自己実現力や実行力に自信がなく、労力をかけることに強い否定感があります。

特に、無駄なことや結果の出ないことに労力をかけると、絶望感を感じることもあります。主体的に決めることができず、いつも随従者になりがちです。 

 このタイプが本当の自分に一歩近づくには、自分を楽しませるプランを作って実行してみましょう。 

    

たまはな

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